おすすめの漢文の参考書10選【大学受験】

古文 参考書 おすすめ

漢文は、センター試験で利用する人が一番多いと思いますが、実はセンター科目の中で一番点数を取りやすい科目でもあります。古文と同じ配点にも関わらず、覚えるべき単語や文法は古文の半分以下で済んでしまいます。また、二次試験で漢文を利用する人にとっても、3冊程度の参考書をこなすだけで十分に得点が取れるので、コスパの良い科目といえるでしょう。漢文を効率よく学習し、英語や数学などの他教科に多くの時間を割くことが大切なので、漢文の参考書を選ぶ際には、自分に合った参考書を見極める必要があります。
そこで、この記事では、漢文の学習を効率良く進めていくための参考書を、分野別に10冊紹介していきます。

1.漢文の勉強を始める前に

漢文の文章には見たこともない漢字が並んでいたり、知っている漢字でも現代とは全く意味が違っていたりするので、漢文に対して苦手意識を持っている学生もいると思います。しかし、漢文の文章は句形(英語でいう文法にあたる)や一部の重要単語を暗記するだけで、驚くほど簡単に読めるようになります。重要単語に関しては、学校の授業や問題演習などを通して少しずつ知識量を増やしていけばいいので、一番重要なのは句形を完璧に暗記することといえるでしょう。句形の暗記というと時間がかかりそうに思えますが、漢文の句形は非常に少ないので、一週間もあれば簡単に暗記することができます。マーク模試やセンター試験レベルの漢文は、1カ月程度勉強をするだけで、安定して高得点を取ることができるので、非常におすすめの科目です。ついつい、漢文の勉強を後回しにしてしまいがちですが、本当にコスパが良いので、早めに漢文に取り組み、周りの受験生に差をつけましょう!
それでは、以下で「読解法・解き方を学ぶ本」「実践的な問題集」の二つのジャンルに分けて参考書を紹介していきます。

2.読解法・解き方を学ぶ本

ここでは、漢文の学習において最も重要な句形と、その句形を用いて正しく文章を読むための参考書を紹介します。漢文の文章は、句形をすべて覚えてしまえば、文章がかなり読めるようになります。逆にいえば、中途半端に句形を暗記していると、正確に文章を読むことができなくなってしまい、高得点を取ることができません。漢文の学習においては、句形を完璧に暗記することが重要なので、ここで紹介する参考書は定着するまで何回も読んでいきましょう。

2-1.漢文ヤマのヤマ パワーアップ版

東進ハイスクールの人気講師である三羽邦美先生の著書です。レ点や一二点などの返り点から丁寧に解説されています。受験漢文に必要な66の句形はもちろんのこと、中国史などの背景知識もしっかりと抑えてあるので、漢文の基礎を身につけるにはもってこいです。これから、漢文の勉強をはじめる学生におすすめの参考書です。

2-2.漢文早覚え速答法 パワーアップ版

こちらも漢文の基礎の基礎から解説した参考書です。タイトルから分かるように、本当に重要な句形や単語に焦点を当てており、いかに効率良く暗記をするかを突き詰めた本です。さらに別冊では、センターや私大、記述問題などそれぞれの対策の方法が書かれているので、今後の漢文学習に役立ちます。とにかく早く暗記をすることができるので、漢文をじっくり勉強する時間がない理系の学生などにおすすめの参考書です。

2-3.漢文句形ドリルと演習 (河合塾SERIES―ステップアップノート10)

河合塾から出版されているドリル形式の参考書です。見開き右ページで句形が紹介され、それを暗記した後に、左ページの問題を解いていきます。これまで紹介した二冊は、本を読みながら暗記するタイプの参考書でしたが、こちらは実際に簡単な問題がついているので、より覚えやすくなっています。実際に問題を解きながら暗記をするのが好きな人におすすめです。

2-4.理解しやすい漢文 (理解しやすい 新課程版)

漢文の基礎固めに必要な情報がぎっしりと詰まった教科書のような本です。冒頭では、漢文の学習方法について詳しく述べられています。重要な句形や単語はもちろんのこと、漢詩文の読解について五つのジャンルに分けて詳しく解説されています。また、巻末にはわずかであるが入試問題も掲載されているため、実力を試すことができます。ある程度時間に余裕があり、漢文の基礎を完璧にしたいという人におすすめの参考書です。

3.実践的な問題集

ここでは、漢文の基礎となる句形や重要単語を身につけた人が取り組むべき実践的な問題集を紹介していきます。漢文に多くの時間をかけることはもったいないので、句形を完璧に覚えた後は問題演習をこなしていきましょう。その際、文章にでてきた重要な単語はマーカーを引くなどして、暗記していきましょう。漢文は、英語や古文と異なり、単語帳が存在しないので、問題演習の中で単語を覚えることが大事になってきます。問題集を何回も繰り返すことで、単語や背景知識などを身につけ、高得点を狙っていきましょう!

3-1.漢文入門 句形の理解から演習まで

Z会から出版されている基礎的な問題集です。句形解説・句形問題・読解問題という三段階の構成になっていて、徐々に難易度が上がっていくので、自然と実力が付くようになっています。解説も非常に丁寧で分かりやすいことから、多くの受験生から支持されている良書です。難易度としては、センター試験レベルの問題が多いので、句形を覚えたばかりの受験生が取り組むのに最適です。ただし、今は絶版になっており、中古でしか手に入らないので注意が必要です。

3-2.漢文道場 入門から実戦まで

こちらもZ会から出版されている基礎的な問題集です。先ほど紹介した「漢文入門」よりも少し難易度の高い問題が掲載されていて、句形などの基礎的な内容はあまり解説されていません。基礎的なものから難易度の高いものまで全60題もの問題が掲載されているので、非常にやりごたえのある参考書といるでしょう。センター試験対策はもちろんのこと、MARCHなどの中堅私立大を志望する人にもおすすめです。

3-3.漢文 (河合塾SERIES―入試精選問題集)

河合塾から出版されている入試精選問題集です。全部で30問収録されており、10問ずつ「易」「標準」「やや難」とレベル別に分かれています。重要な句形や単語を解説した「解説のポイント」が分かりやすく、また各設問ごとに採点基準が示されていることも親切です。難易度としては、早慶上智などの難関私立大や中堅国公立大レベルとなっています。

3-4.難関大突破新漢文問題集 (駿台受験シリーズ)

駿台から出版されている問題集です。全部で25題収録されており、前半の15題は実際の入試問題の中から厳選された頻出問題、後半の10題は駿台のオリジナル問題です。丁寧な解説と明確な採点基準が示されているので、志望校の過去問に取り組む前にやっておきたい参考書です。記述問題の割合が多くなっているので、難関私立大や難関国公立大を受験する人におすすめです。

3-5.最強の漢文 難関大をめざす

Z会から出版されている問題集です。問題冊子よりも解説冊子の方がかなり分厚く、主語・目的語・補語・述語・修飾語といった文型解説までしっかりと解説されています。タイトルから分かるように、とにかく難易度が高くなっているので、早慶などの難関私立大、東大や京大などの最難関国立大を目指す人が使うと良いでしょう。

3-6.得点奪取漢文―記述対策 (河合塾SERIES)

河合塾から出版されている得点奪取シリーズです。国公立大の二次試験対策を想定した記述中心の問題集です。採点基準が非常に細かく指摘されているので、独学でも記述問題に取り組むことが出来ます。問題数はかなり少な目なので、体に染みつくまで何回も解くと良いでしょう。志望大学の過去問を解く前にやっておきたい参考書です。

4.総括

ここまで漢文の参考書を10冊紹介しましたが、いかがでしたか。漢文は正しい学習をすれば、短い勉強時間で高得点を取ることが出来るので、非常に効率のいい科目です。この記事で紹介した参考書を利用して、正しい読解法と解き方を身につけ、周りの受験生に差をつけましょう。自分に合った参考書を選ぶことが非常に大切なので、アマゾンのレビューなども参考にすると良いでしょう。

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