おすすめの英文解釈の参考書9選【大学受験】
- 2016/3/18
- 参考書一覧

単語や文法などといった英語の基礎的な学習を終えた学生が、次に克服すべきなのが英文解釈です。この英文解釈の力が身についていないと、和訳問題で点数が取れないのはもちろんのこと、長文問題を解く際に重要になってくる速読の力を身につけることができません。つまり英語で高得点を取るためには、英文解釈力をつけることは必須だと言えるでしょう。今回は、英文解釈力を身につけるための参考書を9つ紹介します。
おすすめの英文解釈の参考書9選
- 英文読解入門基本はここだ!―代々木ゼミ方式 改訂版
- ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式
- 入門英文解釈の技術70 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)
- 基礎英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)
- 英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)
- ビジュアル英文解釈 (Part1)
- ビジュアル英文解釈 (Part2)
- 英文解釈教室 改訂版
- 英文読解の透視図
1.英文読解入門基本はここだ!―代々木ゼミ方式 改訂版
代々木ゼミナールの有名講師である西きょうじ先生の著書です。SVOなどの5文型や準動詞などといった英文解釈の基礎的な内容を解説しており、入試レベルの英文を解く前の基礎固めにうってつけの参考書です。ページ数がそれほど多くないので、英語が苦手な人でも最後まで続けて学習することができるでしょう。今まで感覚的になんとなく英文を読んでいたという人や英文解釈に自信のない人におすすめです。
2.ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式
同じく西きょうじ先生の著書として有名なポレポレです。難易度はかなり高くなっているので、上記の『基本はここだ!』を終わらせてから取り組むのが良いと思います。(英語に自信のある人はポレポレから始めて大丈夫です。)1周目では全く解けなかったとしても、2周目、3周目と繰り返すうちに解けるようになってくるので、諦めずに何度も繰り返し学習しましょう。早慶などの難関私立大学や東大・京大などの難関国公立大学を志望する人におすすめの参考書です。
3.入門英文解釈の技術70 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)
英文解釈の基礎的な参考書です。例題70個と演習問題70個から構成されていて、これらをこなすことでセンターレベルの英文はスラスラ読めるようになるでしょう。構文が分かりやすく図解されているのも、英語が苦手な人にとっては非常にありがたいです。また、付属のCDを利用することで、音読用の教材としても使うことができます。英文解釈の基礎固めをしたい人におすすめです。
4.基礎英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)
上記の『入門英文解釈の技術70』を終えた後に取り組むべき参考書です。掲載されている問題は100題と多いので、1日5~10題ずつ解いていくなど、自分なりのペースで学習を進めていきましょう。この参考書を終えると、例外的に難しい英文以外は読めるようになるでしょう。早慶レベルの難関私立大学や旧帝大などの国公立大学を受験する人におすすめです。
5.英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)
東大や京大などの最難関国立大学を受験する人は、上記の『基本英文解釈の技術100』を終えた後にこの参考書に取り組みましょう。(英語力にかなり自信のある方は、この参考書から始めて大丈夫です。)難易度としてはポレポレと同程度なので、どちらの参考書を使用しても構いません。ポレポレと比較して掲載されている問題が多くなっているので、英語に多くの時間を割けるという人はこの参考書を使用し、あまり時間が割けないという人はポレポレを使用しましょう。
6.ビジュアル英文解釈 (Part1)
駿台の超有名講師である伊藤和夫先生の著書です。伊藤先生の長年にわたる講義のエッセンスが集約されている本で、どんな英文でも論理的に解釈する力を身につけることできます。例題で扱う文章を何度も何度も反復するように構成されているので、本書を読み進めていくうちに自然と英文解釈力が身についていきます。Part1は難易度が低く、中学生レベルの英文からスタートするので、1周するのにそれほど時間はかからないと思います。どんな英文に対しても論理的に読解する能力を身につけたい人におすすめです。
7.ビジュアル英文解釈 (Part2)
上記のPart1を終えた人はこの参考書に取り組みましょう。Part1とは一転して、難易度が急激に上がっていきます。なので、1周ですべての内容を理解しようとするのではなく、何周もしていく中で定着させていけば良いでしょう。最終的にこの参考書の英文を即座に訳すことができるようになると、入試で出題される英文のほとんどを読解することができるようになると思います。
8.英文解釈教室 改訂版
こちらも伊藤和夫先生の著書として有名な英文解釈教室です。先ほど紹介したビジュアル英文解釈は、タイトルの通り視覚から理解しやすいようになっているので取り組みやすいのですが、この参考書は分厚く、文字だけで構成されているので敷居が高くなっています。『ビジュアル英文解釈Part2』を終えた段階でかなりの英語力が身についていると思うのですが、さらに英語力を伸ばして英語を圧倒的な得点源にしたい!という方におすすめです。
9.英文読解の透視図
少数の問題で構成されていて、なおかつハイレベルな英文を読解していく正統派の参考書です。難易度はかなり高いのですが、難関大学で通用する読解力を身につけることができます。ポレポレやビジュアル英文解釈などを終えた後、英文読解の総仕上げとして使用するのが良いでしょう。分量も多くないので、それほど負担にならず、時間のない受験生にとっては非常にありがたい参考書です。
総括
ここまで英文解釈の参考書を9冊紹介しましたが、いかがでしたか。英文を正確に読解することができるようになると、和訳問題はもちろんのこと、長文問題でも高得点を狙うことができます。確かな英文解釈力をつけるためには、自分に合った参考書を選ぶことが非常に大切なので、アマゾンのレビューなども参考にすると良いでしょう。
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